2010年夏の残り



先々月、8月29日(8月最後の日曜)に撮った、中央線のE257です。


BGMはこちらhttp://www.youtube.com/watch?v=J1XxkBjg8cE&feature=related




ツイッターのフォロワー、Nさんにご同行頂き、相模湖から勝沼あたりを旅し、一日の内三カットだけ切った中の一枚。どんな事があっても http://sky.geocities.jp/pakuricamera/ 作品はつくり続けます。


場所は中央東線の藤野〜上野原間。
ここには1960年代まではドライブインもあり、ちょっとした散策コースになっていたようです。(当時は都心からのんびり甲州街道を走ると、きっとこの辺りでお昼だったのでしょう)が、69年の中央高速の開通以降すっかり廃れ、今辺りは廃材置場等になり、木陰のベンチに昔日の名残を残すのみ




中央線の新たな主役・E257は、新幹線E3や成田エクスプレス、209系を手掛けた「GKインダストリアルデザイン」の作。アルプスとリンゴの花をイメージさせる白いボティに、“武田葵のマークをあしらった”と聞いて「?」と思ってましたが、まだ下ろし立てなせいか、こんな情景には結構似合ってますね(^-^)/
でもよく見ると「秘密戦隊ゴレンジャー」の“野球仮面”http://bit.ly/9kYZOSにも似てて、
やっぱり旧国鉄の設計課は偉大だったと…(略
レイモンド・ローウィペンシルバニア鉄道GG1http://bit.ly/aRneSRはまず飽きられない、長持ちのするデザインであることが一番の主題だったとのことですが



おまけ。山梨で見た最も思い出深い車両は、このEF10(通称・エフトー)
写真は今から33年前、1977年の夏の終わり。場所は身延線身延駅
1934年製のこの9号機は、中央線や身延線で活躍し、この撮影の数ヵ月後、
ひっそりと姿を消しました。当時中学一年だった私はこのクラシック機関車の媚びのない
姿、「藝術は必然から生じる」という言葉通りの優れた機能美、美しく齢を重ねたその佇まい
に魅了されたものでした